ゲイの家づくり

with 三菱地所ホーム

カテゴリ: まとめ

そんなわけで、2年点検も終わって、家づくりと言える部分についてはほぼ完了したということで、何回かに分けて得た経験や実体験からの感想をまとめてしまいたいと思います。
まずは、家づくり全体に関して。

・ のめり込みすぎない
これは最初のほうの段階でしょうが、「建てる」というターゲット以外見えないという状況は避けたほうがいいです。土地に問題がとか、家庭に問題がとか、資金繰りのめどがとか、何かしらの問題があるなら、潔く撤退することも必要だと思います。
前にテレビでやってた例ですが、家庭不和をなんとかしようと、前から奥さんが希望してた家を建てたんだけど、結局それで何とかならなくて、ローンとだだっ広い家だけが残ったっていう男性が紹介されてました。
建てたいなーと思って資料を集めたりし始めると、途中で引き返しにくいのですが、「これがダメだったら引き返す」というフラグをいくつか立てておくほうがいいんでしょうね。

・スケジュールを把握する
いつ何をやるのか、何をどの時期までにやらないといけないのかということが、把握できてるのとできてないのとでずいぶん違います。やっぱり締め切りがある状態であせると、何か見落としたり、えいやーで決めてしまいがちで、危険です。
本来的には、営業さんがそのあたりをコントロールしてくれるべきなんでしょうが、そんな気の利いた人に当たる場合ばかりではないので、本などを参考に、自分の場合はこれはいつまで?などと、確認したほうがいいでしょうね。

・ アイデアをたくさん集める
 「たぶん予算じゃない」でも書いたのですが、家の使いやすさとか意匠デザインなんかは、お金をかけなくても工夫すればできることはいっぱいあります。ビルダーさんのほうでも、何もかも知ってるわけじゃないので、そういうのは本とかブログとかで情報を集めまくって「こういうのにしたい」「こういうふうにできない?」というのを、どんどん相談しましょう。
制限のある中でも、相談してるうちにできることがいろいろ出てきたりすると思います。

・枠外のお金を用意しておく
これも予算のうちではあるのですが、10万円20万円くらいのお金が、手数料だったり手付金だったりで、ちょこちょこ出て行きます。その時々ですぐ手元から出せるならいいのですが、もっと計画的にお金を準備してるとか、逆に手元資金はほとんどないとかの場合、そういうので慌てる可能性もあるので、50万とか100万とか、予備費があると便利です。

・後回しも考える
建てるときに全部完璧にしてなくても、あとからのリフォームでなんとかできることも多いです。
予算や家族構成なんかの兼ね合いで、決めかねる部分があれば、空間だけ用意しておくとか、あとでもっとちゃんとした状態にするとかでもいいと思います。たとえば、2階トイレがあったほうがいいかどうかわからないというときは、ちょっとした物入れに配管だけしておいてもいいでしょう。あるいは、お子さんが小さい間は壁紙やフローリングは安いものにしておくとかも、初期費用は抑えられそうです。
暮らし始めて冷静になってみると、お金をかけなくてもよかったという物もあったりするので。
 

設備機器については、これまでのところで書いてきたのですが、それも含めて最終的に思ったことなど。

■キッチン
・ラクッキングリルは後始末が楽。
・ノンフィルターレンジフードは手入れが楽。
・IHと換気扇の連動はなくてもいいかも。
・引出しだけでなく扉もソフトクローズかどうか確認すればよかった。
・キッチンパネルは別施工の場合は広めに(案外手前の壁も汚れる)。
・人工大理石シンクは使用上問題なく水垢汚れが目立たないので楽。
・食洗機はスライド式よりフロントオープンのほうが入れやすい。

■バス・洗面
・バスルーム白の鏡面パネルは水垢が付きにくく目立たない。
・壁付けの浴槽ふたラックは、使ったあとおろさないと乾かない。
・LIXILスパージュの肩湯は暖まりやすく良い。
・同じく打たせ湯は効果はあるがお湯がもったいない。
・Panasonicラシスの洗面台はほとんど汚れない。
・同じくラシスの鏡裏収納は上が切りっぱなし。

■トイレ
・TOTOのGGとネオレストだとネオレストのほうが汚れにくく洗いやすい。
・便座の着座センサーが左右どちらかにしかない。
・全館空調だと温便座機能は不要。
・ふた自動開閉を一つだけ導入するともう一つの開閉が面倒。
・トイレ用の自動水栓の水流は弱い。

■ドア・窓など
・LIXILのCAZAS+のカードキーはSuica、Pasmoなどと重ねても使える。
・親子ドアは子ドア側が掃除しにくい。
・ペアガラスでは外気温はけっこう伝わる。
・宅配ボックスは留守時だけでなく、手が離せない時なども便利。
 

設計の最中と、出来あがってからとで、いろいろ思うところはあったのですが、もうけっこう忘れてるような気がします。
  • 境界から壁芯50cmで建てると、敷地に通れないところができる。
  • 玄関が広いと何かと便利。
  • 南側が開けてなくても、吹き抜けで1階にも陽射しは入る。
  • 大きな窓にするより既成サイズを複数のほうが安上がり。
  • キッチンやバスルームに隣接した収納を作ると、床下点検口を収納内に入れられる。
  • 全館空調でも使用後のバスルームとは温度差ができるので脱衣所には暖房があったほうがいい。
  • 階段を家の中央に作ると移動しやすいが、階段は暗くなる。
  • こういうドアだと指をはさむことがある。
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  • 室内のクロゼットはドアなしでもいい。
  • トイレ内での便器の位置を少し前に出すと配線・配管が便器のうしろに隠せる。
  • カーテンボックスをつけるなら早い段階で要望する。
次に家を建てるなら、こういうところに気をつけておかないとなーと思いました。
 

三菱地所ホームについて思うところは「三菱地所ホームについて-良かったところ」「三菱地所ホームについて-残念なところ」ほか、何度か書いていますので、ご興味ある方は過去ログをご覧ください。

その上で、じゃあ結論として自分たちは次に建てるとしても、三菱地所ホームを選ぶと言えるのかどうか、ということですが、これは何とも言えないというのが正直なところです。

その理由としては、以下のようなことが考えられます。
  • 作業やサポートの質は高いが、同じだけの質が得られるのなら、他社でもいい可能性が出てくる。
  • エアロテックの室温設定のできる全館空調は良いが、三菱電機製の同じ製品が設置できるなら他社でもいい。
  • 結果としての品質のために、冒険しない設計になってしまい、平凡な家になりがち。
  • 第三者などを入れて品質が確保できれば、もっと提案力のあるビルダーのほうがいいかもしれない。
これらのことの前提として、まずぼくらは今の家については、かなり満足しているというのが、現時点での感想です。他社でも三菱地所ホームくらいきちんと建ててもらえたかどうかと考えると、なかなかよその現場を見てるとそうは思えませんし、エアロテックについても満足しています。
でも、だからこそ、弱さであると思われる、積極的な提案やアグレッシブなデザインに欠けるというところが、余計に気になってしまってるのでしょう。

先のことはわかりませんが、今のままいくとぼくらの場合、おそらくもう一度家を建てる機会がやってきます。
そのときにも、三菱地所ホームで建てるのかということを、まじめに考えると、軽々に「良かったからまた頼みたい」とは言えないなと思ったりするわけです。

世間には家を建ててトラブルになってる人もいらっしゃることを思うと、ずいぶん贅沢なこと言うなという感じもしますが、こんな状態なので、三菱地所ホームで建てたいと思ってる方にも、良かったですよとは言えますが、お勧めですよとは必ずしも言えないというのが、本音のところなのでした。
 

なんとなく書き残したことも多いように思うのですが、これでひとまず"家づくり"についてまとめたところで、このブログは終わりにしたいと思います。

結果として、何もわからない状態から建てても、とりあえず三菱地所ホームで建てた場合においては、問題のないものが建ちましたよというのが、結論になるでしょうか。
そして、LGBTだとか独身だとか、いろいろ家を建てる属性としてはあんまり喜ばれないんだけど、家を建ててみたいという方々はたくさんいると思うのですが、家づくりについてはそんなにハードルは高くないので、大丈夫ですよというのも折に触れ書いてきたつもりです。

ぼくらはわりと好悪がはっきりしてるので、ブログではなるべくそういうのは抑えていたつもりですが、ついついそういう意識が出てしまったところでは、当てはまる人には不愉快なお気持ちにさせたかもしれません。申し訳ありませんでした。 

またいずれ、この先の生活についてはブログを作るかもしれませんが、とりあえずのところは終了とさせていただきます。
毎回読んで下さった方に感謝していますし、少なからずコメントもいただけたのもとてもうれしかったです。
どうもありがとうございました。
 

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