ゲイの家づくり

with 三菱地所ホーム

2015年09月

自分もゲイなのになに人ごとみたいにって言われそうですが、ゲイの人のイメージというと、「やっぱりアタシたちにはふつうの幸せなんて無理なのかも…」とか言いながら、新宿二丁目のゲイバーのカウンターで梅酒のソーダ割りかなんか飲んでる、小太りヒゲ男です(笑)。

前回のローンの話では、LGBTカップルを法的に認める制度が整ってきたとしても、包括的に夫婦と同等とするものが出ない限りは、なかなか住宅ローンで共有とか収入合算は難しいだろうという結論になってしまいました。
この話だけだと、ゲイバーでくだをまく小デブ男を増やすだけなので、じゃあ一般的な夫婦じゃないことで利点はないの?というと、実はあるんですよ。

すごく単純なことなのですが、収入合算も共有もできないということは、逆にローンを組むときに一人の範囲を出る額のローンを組んでないということです。そうすると、前にもちょっと書いたように、家を買い替えるときに、最初の住宅ローンが残ったまま、カップルのもう一人のほうが次の住宅ローンを組んで、新居に引っ越してから前のローンのほうを清算するというスムーズな買い替えが可能です。
あるいは、一人が住宅ローンを組んで、もう一人は自動車ローンとか家具・家電なんかのフリーローンを組むとかもできます。
住宅ローンほど低利ではないものの、結局は法的な夫婦だろうと事実上のカップルだろうと、お互いに一蓮托生の覚悟さえあれば、それぞれを財政的に補い合うことは可能なわけですね。

一般の方には何の参考にもならないネタですが、LGBTの人たちは、なかなか住むところなんかも現状では男女の同棲ほど自由に選べないこともあって、購入を考えてる人も多いと思うので、ちょっとそういう場合の参考になりそうな話を書いてみました。


この前の日経ヴェリタスの取材のときにちょっと話したのですが、現状でLGBTカップルが住宅ローンを夫婦と同等の関係として利用するには、いろいろ障壁があるわけですが、その中でもとくに離婚が重要なような気がしてます。

金融業界は、基本的には金融庁の監督を受けていて、法の遵守は絶対要件なので、まずは法的な整備が進まないことにはLGBTカップルの利用なんて夢のまた夢という状況です。
じゃあ、金融庁はどうしてそんなに厳しく監督するか、あるいは法や省令をいろいろ作ったりするかというと、利益の追及で不良債権をどんどん作って破綻したら、国民の不利益になるからですね。
ということは、金融機関に求められていることは、不良債権を作らない堅実な融資なわけです。

ところが、現状でLGBT向けのパートナー制度のモデルケースとされている渋谷区の条例では、LGBTカップルを結婚相当と認めるための要件については記述されているのですが、それを解消する場合については規定されてません(というか、具体的な手続きは「区規則」で定めるようになってて、条文化されてない)。

一般の結婚の場合で考えると、すでに長い制度運用実績を経て、離婚というのは一種の法的整理としての形が整っていて、共有財産や共同で契約してる債務・債権の分割なども、裁判所などの手続きも含めて、何かしら処理されることになっています。
そうすると、住宅ローンに関しても、べつにあらかじめ夫婦相互に連帯保証人にしておかなくても、何かしら対象物件の所有権と残債の処理について決められる場合がほとんどなので、そのあたりについて金融機関とか保証会社側はそんなに気にしないでもいいわけです。

ところがLGBTカップルの場合、離婚というものがそもそも制度としてあるのかないのかわからない。
そうすると、たとえば共有名義でペアローンを組んでたカップルが別れて、一方が出ていって破産してしまった場合、残った方は住んでいて残債も順調に払ってると、さてこれをどう処理するか。(結果的に残ったほうが話し合いで残債を引き受けるとなる可能性はありますが、)外形的には法的手段に訴えざるを得ないケースになってしまいます。
あるいは収入合算でローンを通したものの、その後ローンの名義人が無職になってローンの支払いが厳しくなる。収入合算の場合、お互いに保証人になる場合が多いので、もう一方にかぶせればいいのでしょうが、カップルが別れていたら簡単に引き受けないでしょうから、やっぱり法的処理とか、面倒なことが発生する可能性が出てくる。

というような感じで、夫婦と比べてなんとなく面倒なことになりそう=不良債権化する可能性が通常の夫婦より高い=貸倒引当金を多めに積んでおかないといけない=自己資本に影響するので金融機関として資産基盤が脆弱になる。
という流れで、金融機関として一番重要な信用を毀損しかねない状況を招いてしまうわけですね。
貸倒引当金を多めに積むと、節税効果があったりするので、そんな一直線に考えないでもよさそうな気もするのですが、現状とにかくそんなものは少ないに越したことはないと見なされてるので、どうしようもないです。

以上のような状況なので、住宅ローンに限らず、社会上の契約行為での取り扱いでLGBTカップルを夫婦並みとするには、結婚と同等と見なすという法的規定とともに、今後は出口であるところの離婚相当とするための規定も設けておかないと、効果として不十分で、単なるLGBTカップルが結婚っぽいことができてうれしいだけの制度にとどまってしまう可能性が高いと言えるんじゃないかなーと思ってます。
単純に、結婚じゃないけど結婚に準ずるから、制度は全部そのまま使えるし、社会的義務も同様に発生するよってことにしちゃうのが、いちばん簡単なんでしょうけどね。



これから建てる方のためにも、あまり新築の夢ばかり広げず、メリットもデメリットも公開していこうと思ってるのですが、今回はいよいよローンの話です。

ぼくらの場合、前のマンションのローンと比べると、いまの家のローンは金額で3,000万円程度プラス、期間は老後も見すえて5年マイナスになってるので、 毎月の支払いとしてはマンションのときのローン+管理費・修繕積立金と比べて、だいたい月に6~7万円くらいアップしています。
当初の予定では、外食の回数とか、一回当たりの金額を減らして、貯金も少し減らして、なんとなく払っていけるだろうという心づもりだったのですが、ここへきてわりといまのローンは苦しいということがわかってきつつあります。

その原因は、いろいろ考えてみた結果、以下のようなことでした。

1. 今年は住宅ローン減税がなかった
マンションの時の住宅ローン減税は、10年間50万円ずつというものでした。そうすると、毎年の手取りが50万円増えるということで、毎年年初にもらえるボーナスのような感じで、固定資産税や突発で発生する経費なんかは、毎年これで払ってきました。
それが、当然ながらマンションは売ってしまったので、今年は同様の出費は、毎月の収入の中から払っていくしかありません。

2. 土地の固定資産税が必要
マンションはなくなりましたが、1月の時点で土地は持ってたので、土地の固定資産税は必要でした。しかも、上にまだ家が建ってないので、家が建ってる場合の6倍かかります。
以前も紹介したように、東京都の場合「小規模非住宅用地に対する固定資産税・都市計画税の減免」 という制度があって、家が建ってなくても20%減額してくれるのですが、4/5と1/6じゃ大違いです。

3. 毎月の経常経費増
入居した当初、家事用品なんかも買い替えたりするのは想定してたので、その分のお金はとってありました。
ところが、実際に暮らし始めてみると、たとえばクイックルの紙は2倍消費するとか、トイレのまめピカも2つ必要とか、庭があるので水をけっこう使うとか、何かとマンションの時よりふだんの生活でもお金がかかることが多かったのです。
このあたり、当然と言えば当然なのですが、ちりも積もれば山となるで、ザコキャラでも頻繁に現れてちょっとずつHPを削られるとけっこう危険、みたいなことになったりするので、要注意ということがわかりました。

そんな感じで、なんとなく出費は多いのに、そのための原資がなかったという、出納両面でのダメージが、ここへきてけっこう効いてきてるというのが現状です。
それでもまだ、毎年行く10日ほどの海外旅行を削らなくて済んでるあたり、気楽なほうなのでしょうが、思いのほか家計が脆弱だったということも認識できたので、これからちょっと先々の修繕費なんかも考えて、貯金していきたいと思います。

家は建ってからというのは、このあたりに関しても言えることだったんですね。
 

ちょっと面白いLED照明がPHILIPSから出ていました。

Hue Lightstrip Plus


HueはPHILIPSの展開する、スマホなんかで操作できる新しいタイプのムード照明なのですが、ほかのは普通に電球型だったり、照明器具だったりして、このLightstrip(日本では「ライトリボン」)だけ、ちょっと特殊な感じです。

調光の機能なんかはともかく、これってたとえば廊下とか階段のフットライトを手軽に、しかも邪魔にならずに設置できて、おしゃれな感じのライティングになりそうです。
電源の取り場所とか考えておかないといけないと思うので、どこにでもとはいかなさそうですが、ちょっとリフォームするときには考えてみたいかも。
 

土地選びのときに、そんなに意識してなかったのですが、暮らしてみると、これは近所にあったほうが便利なんだなと気づいた施設・設備なんかがありました。

1. ゴミ捨て場
ゴミ捨て場は、家の前とかにあるといやなので、そうじゃなさそうなところとは思って探してました。でも、実際に住み始めたら、あんまり遠いと、雨の日なんかは捨てに行くだけで傘ささないといけなかったりして、不便ですよね。 50mくらいの範囲かなーと思うのですが。

2. ポスト
ポストなんて、出た先のどこかであればいいので、近所にないといけないと思ってませんでした。ところが、郵便を出そうと思って持って出ても、出てしばらくすると忘れて、そのまま持って帰ってきてしまったりするんですよね。
出てすぐのところにあったほうが便利でした。

3. 家電量販店かホームセンター
引越してしばらくって、ちょっとしたものがいろいろ必要になりますよね。
ヨドバシカメラだと、注文して6時間で届くので、まあそれを使ってもいいのですが、いまちょっとあればいいだけなのにってことがけっこうあったりして、近所にホームセンターがあれば…と思います。

4. ATM
これは、前も書いたのですが、やっぱりあったほうが便利です。
ふだんちょっとした無駄遣いをしても、別に気にならないのに、コンビニATMで108円払ったらすごく損したような気がするのは、何なんでしょうね。

何もかもそろった土地なんて、なかなかないだろうとは思いますが、土地選びはけっこうみんな慎重にやるでしょうし、ちょっとした不便が失敗のように感じられることもあるので、いまあって便利なもの、なくて不便なものをリストアップしてから、土地選びをしたほうがいいかもしれません。
 

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