ゲイの家づくり

with 三菱地所ホーム

2015年03月

ぼくらの家の担当のプロダクト・マネージャ(現場監督)さんは、すごくきちんとした人で、建ててるときもあっちこっちの柱が注記だらけでした。当然、仕上がりも良くて、フローリングには傷もなく、壁紙もきれいで、細かいところまで完璧と言っていいくらいでした。

そんな中、あれ?というところがあったのが、ここです。
outlet_hole

コンセントとか照明のソケットとかの場所って、壁紙を一面貼ってから、そこだけ「ここですよ」って感じで、少し穴をあけておくのですが、その穴が勢い余ってちょっと大きめだったりすると、こうやってコンセントカバーをつけても少しはみ出してしまったりするんでしょうね。

ちょっと陰になってるところでもあって、確かに見落としやすいところかもしれないと思うので、要チェックです。
 

引渡し当日、着いて早々営業さんが「最初にこんな話で申し訳ないのですが…」と言って、話し出したのが、お隣さんからの申し入れでした。

お隣も、ぼくらの家の1~2週間遅れくらいで建てていて、ぼくらの家のほうは引渡し時にはすでに外構工事に入っていたのですが、お隣はその様子を竣工確認のときにご覧になったようです。
そのときに、詳細はお隣も関わることなので伏せますが、お隣としては気に入らないことがあったので、外構計画を見直してほしいというのが、その申し入れの内容でした。

でも、外構とは言え、ぼくらの敷地の中のことなので、基本的にはぼくらの自由です。
また指摘のあったことについては、デザイン的にしてるとか、まして普通はしないこととかでは全くなく、生活していく上で必要なのでそうなっているだけで、しないで済むならそうはしなかったかもしれないし、仕方なく同じようなことになってるお宅はいくらでもあります。

そもそも、お隣はいろいろとご要望が多く、実は建てる前から、あれこれとご希望をおっしゃって来て、それに振り回されていた部分もありました。ぼくらの家の最終的な金額がなかなか決まらなかったのも、お隣の要望の調整待ちだったせいもあります。
それでも、これから長いお付き合いになるお隣のことだし、こちらはべつにこだわりのある部分でもないからということで、可能な範囲で合わせるようにしてきましたし、この先何十年もの状態のことが今ならまだ間に合うかもという気持ちも理解できると思ったので、あまりそのことについては気にしないようにしてきました。

ただ、外構の件については、他に最終的に修正が必要になったこともあったりして、もうこれ以上は直したくないと思ってました。しかも、指摘なさった部分は、もう作られてしまってる部分なので、直すとなると壊してやり直しです。
営業さんも、その費用はどうするのかとおっしゃったそうなのですが、とにかくぼくらが直すつもりがあるのかどうか聞いてみてほしいということで、今回の話になったそうです。

聞いてるうちに、イライラしてきてしまって、じゃあこっちはその部分を自費で直すから、こちらから見て目障りなお隣のベランダはお隣が自費で取り除いてください!って、言ってしまいたい気分だったのですが、そんなことでこれから先何十年も、いがみあって暮らすことになっても何なので、そこは我慢しました。
営業さんも、直接会って話し合ってもらってもいいけど、先々のことを考えると、いま三菱地所ホームさんが間に立ってるときに、なんとなくお互い納得しておいてもらったほうがいいと思うということで、調整に立ってくださってるので、それを無にするようなことを言うわけにもいきません。

そこで、ぼくらとしては費用負担をするつもりはないけど、お隣がお金を払ってでもということなら、修正してもいいということで、妥協案を営業さんに伝えて、営業さんのほうでは、まずは隣家の外構にあれこれ言うことはできないということでお隣に納得してもらう方向で努力して、どうしても無理そうなら、その妥協案を伝えるということで調整していただくことになりました。

その後、結果の報告があったのですが、営業さんの説明でお隣にはご理解いただけたようで、修正工事は不要になりました。
話自体は、営業さんのところで止まってる形なので、お互い何もなかったこととして、お隣づきあいができるといいなと思っているのですが。



なんかもう、実際に家ができると、現実のほうへ気持ちの比重が傾くので、ブログへ記事をアップする意欲が衰えますね。
愛読してた家ブログが、完成したとたんに休眠状態になってがっかり…みたいなのは、けっこうありますが、なるほどこういうことだったのかと、ちょっと納得(笑)。

さて、引渡しのほうですが、手続き関係は以下のように進みました。
まずは「遅いんだよ!」で愚痴ったような経緯を経て、家本体分のローンを実行すべく、金消契約に臨みました。ぼくらの場合、三菱UFJ信託の住宅ローンですが、これが三菱地所ホームの提携ローンになってるので、わりと融通がきくという話は前にも書きました。
で、案の定、住民票とか印鑑登録証明とかは、わざわざ新居に移さなくても、契約者本人の建てて所有する家のローンだということさえ証明できれば良かったそうで、あの大騒ぎとバタバタは何だったんだ!って感じです。
以前もマンション購入で提携ローンをつかって、わりと融通が利くのを経験してたので、そうなんじゃないかなーと思ってはいたのですが。

金消契約と同時に、建物のほうの登記と、住宅ローンのための抵当権の設定の組み直しのために、司法書士事務所さんとも顔合わせしました。
一戸建ての住宅ローンでは、家と建物をセットで抵当権が設定されます。家本体のローンだけ払い終わってそこだけ売り払われて、あとで土地のローン返済が滞ったりすると、差し押さえたり競売したりが面倒になるからでしょうね。
土地については、以前に土地のローンのための抵当権が設定されていますが、ここに第二位の抵当権として、家のローンのほうでの抵当権も設定されるわけです。家本体のほうには、今回同時に土地のローンの抵当権も設定されます。

そして、ぼくらの場合は、「土地完了してなかった!その1」で書いたように、接道部分でセットバックがあったので、その部分については銀行の抵当権を外してもらわないといけなくて、その手続きも今回同時にやってもらうことになりました。

住宅ローン自体は、引渡し日の前日に銀行から三菱地所ホームへ直接振り込まれます。これも提携ローンだからですね。
土地の時には、銀行の保証料等の手数料は、差し引いた形でこちらの口座に振り込まれ、そこから売主さん口座へ振り込むという手順をとりましたが、今回は保証料等の手数料は同じ日に別途こちらの口座から引き落としとなります。
ぼくらの場合、建物に関しては、さらに少し自己資金を入れたので、その分はもう少し前に、三菱地所ホームの口座に振り込んでいました。

三菱地所ホームでは、物件のドアの鍵が金庫に保管されていて、代金が完全に入金された時点で、それを出すことができるという社内手続きになっているそうで、引渡し日には基本的にはすべてのお金の支払いは完了していました。
特に儀式などはなく、設備の説明やら、発注していた家具の搬入やらがあって、だいたい2時間半で引渡し自体は完了しました。
czas+
LIXILの「CAZAS+」というカードキーシステムを導入したので、こんなカードキーももらいました。

引渡し完了後は、もう自分の家なので、心置きなくいろいろ見て回ったり、開けたり閉めたりしてたのですが、その最中にも、あれ?というところが見つかったりしたので、外構も含めて、まだ少し工事は続きそうな気配なのでした。

ということで、このあたり、ローンを借りる先とか、住宅メーカーによって、だいぶ変わってくるところでしょうが、とりあえずぼくらの引渡し前後については、こんな感じでした。ご参考までに。
 

ちょっと、いまだに釈然としていないのですが、トイレは1階2階とも、微妙に予定してたのと仕様違いで、1階は仕方ないのでお金を払って直してもらうことにしました。

トイレとか洗面所の床は、当初の提案ではごく普通のベロンとしたクッションフロアでした。でも、これがあんまり好きじゃなかったので、全部DAIKENのハピアフロアの石目柄に変えてもらうことにしました。実際、施工されたところを見ても、天然石に近い見た目と触感で、でも冷たかったりはしないので、とてもいい選択だったと思います。
ところが、できあがってみると、1階のトイレの床だけ、クッションフロアだったのです。
restroom_fault
携帯で適当に撮ったので、よくわかりませんが。

最初、どうしてここだけ、タイル状の目地じゃなくて長尺シートなんだろう?と思って確認したら、クッションフロアだったのですが、その理由が、「カラースキーム通りです」ということでした。

カラースキームというのは、たぶんどこでもやってると思うのですが、三菱地所ホームでは、床材、壁紙、幅木など、内装の仕上げ材について、エリアごとに事前に決めた内容を、見た目で確認できるマトリクスを作っています。最終的に、仕様決定の段階で、施主側は現物の色などを確認しながら、これでいいですということでサインすることになってます。

でもこれ、現物って言っても、ほんの端切れなんで、結局はそこまでの打ち合わせが反映されてるらしく見えてれば、たぶんこれで合ってるんだろうと思うしかないんですよね。
1階のトイレの床材も、確かにカラースキーム見ると、クッションフロアになってました。でも、これにって言ってたのと似たような色で、手触りが違うだけなので、あーこの色だとほかと手触り違うんだね、くらいにしか思ってなかったんです。ほかにも確認することいっぱいあったし。

とは言ってみても、 サインまでしてOKしたものを施工したんだから、責任は施主側ということで、実費で施工し直してもらうことにしました。床材の値段より、トイレを外してまたつけてとか、人件費のほうがかかりそうな気配です。

そして、2階のトイレのほうは、これも見てガッカリだったのですが、設計中にあれほど何度も「ニッチ的なほこりが積もりそうなところはなるべくなくしてください」と言ってたのに、できてたんですよ。便器のうしろに台が。
1階のトイレとか、ランドリーの洗濯機蛇口のところとか、水が来てるところはカウンター状のものが出来がちなので、直してもらっていて、2階トイレもなくしたはずだったのに、たぶんダクトがとかTOTOの手洗いカウンターが入らないとかで、何度か修正してるうちに、復活しちゃってたのに、気づいてなかったんでしょうね。
これはもう、気づいてかなり打ちのめされたのですが、直すとなると壁から作り直しだし、図面見ると確かに細い線がすーっと入ってるし、もうあきらめるほかないと、今はとりあえず受け入れられてます。

最終確認の時って、カラースキームも図面も、もうそれまでに何度となく見て、何度も打ち合わせて、お互いに問題点とその結果は共有されてると思いがちなんじゃないでしょうか。
でもやっぱり、最終確認ってそのためにあるので、いちどまっさらの気持ちになって隅々まで見直さないといけませんね。
けっこうもう疲れてるので、これでいいやってなってしまいがちですが、これから建てる方には、いろいろ決めても最後の確認で反映されてなかったら意味がないと思って、確認はしっかりやることをお勧めしたいです。 
 

先週、今年の公示地価が発表されてましたが、ぼくらの家の付近の調査点は、3%近く値上がりしていました。
東京の地価がなんとなく上がってきてるというのは知ってたのですが、家を建てるためにいまの土地を買ってから、景気の先行きは怪しくなってくるし、消費税増税は延期になるしで、慌てて買って失敗だったんだったらどうしようというのも、ちょっと気になってたので、多少なりとも地価が上がってる情勢なんだったら、まあタイミング的に悪いってことはなかったんだろうと、ちょっとほっとします。

ぼくらが家を建ててる場所は、都心とはいえ、別に近隣に東京新名所めいたものがあるわけでもなく、東京オリンピック絡みの再開発が予定されてるわけでもなく、幹線道路も地下鉄ももう整備は完了してる状態で、でも都心なのでもうそこそこ地価は高いという、あんまり値上がる要素はない土地のように思うのです。
幹線道路沿いはビル、中に入ると住宅という感じで、いまさらこれをもっときれいな状態にしましょうっていう再開発があるとも思えないし、ポツリポツリではあるもののけっこうなお屋敷という感じの家もあるので、ひとまとめにビルにしましょうとなったら、利害入り乱れて何十年もかかりそうな話で、今のところそんな気配もありません。
値崩れはしにくいだろうけど、値上がりもしにくい、そんな場所だろうと思います。

まあそれでも、多少なりとも値上がりしてるのなら、もっと慎重に待てば良かったというほどでもないでしょうし、5年先10年先まではおそらく待たなかっただろうと思うので、その時点で実は買わないほうがよかったとわかっても、どうしようもなかった損ということであきらめるほかないでしょう。
ということで、とりあえずは納得して新居に移ることができそうです。
 

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