ゲイの家づくり

with 三菱地所ホーム

2014年03月

3回目のモデルハウス訪問は、三菱地所ホームでした。

この日は休日で、夕方から予定があったので、その前の時間をつぶしがてら、行ってみました。
珍しく都心にある展示場ということで、規模はそんなに大きくないんだろうと思ってたら、けっこうな棟数。固定資産税だけでもけっこうかかってると思うので、びっくりです。

ここは展示場自体が新しかったので、モデルハウスも全体に最新のものがおおく、きれいでした。
三菱地所ホームのモデルハウスは、その中ではわりと地味な感じのブラウン系。でも、近くに寄ってみるとすごく大きくて、またこんな全く参考にならないものを、という感じでした。

中に入ったものの、お昼すぎという時間帯もあるのか、誰もおらず。しばらくして、男性の営業の人が一人出てきたので、とりあえず見せてくださいということで、ウロウロ。営業さんも、男二人が来て、あれこれ見てるので、なんだこいつらと思ったでしょうが、そこは様子見に徹してました。
でも、言ってることは素人だし、見てるところも細々チェックしてる感じでもないので、これは客なんだろうと判断したのか、きっかけをつかんで話しかけてくるようになりました。

三菱地所ホームを見ようと思ったのは、全館空調を前面に押し出してたから。三井ホームで、全館空調っていいなーということで、じゃあほかでも見てみようということで探した結果でした。
ということで、その空調機エアロテックの室内機の話をとっかかりに、いろいろこのモデルハウスの特徴なんかを聞いて、あとは構造とか技術的な話か?と思いきや、「大手の住宅メーカーは、使う技術の差はあれ、耐震性とか耐久性とかは、どこも 十分満たしてるし、問題ないですよ」という、ずいぶん投げたことを言います。

でも実際問題、どこのメーカーも、技術的にはすごいみたいなことを謳ってるし、あとは現実に建て始めたときの施工精度の問題なので、モデルハウスでそれを追及しても仕方ないというのも、真理です。

ということで、ここからは検討状況も含めて、じゃあ建てるためにどうしたらいいんでしょう?的な相談に入りました。
最初は、なんとなく懐疑的だった営業さんも、こちらがわりとまじめに検討してることがわかってきたからか、だんだん具体的な話になっていって、最終的には立地の地域的な話も含めて、いろいろ情報をもらうことができました。

とりあえずこの日は、三菱地所ホームもいいねーということで、エアロテックのセミナーの案内などをもらって、帰ってきました。
 

土地を探すにも、ネットで探すのと住宅メーカーに依頼する以外の手段がない。そして、その住宅メーカーも、どこがどう違ってて、選択によって何を制限されるのかわかってなかった。
そんな状況なので、これはもうちょっと勉強しないといけないんじゃないかと思いました。

本を読んだりもしてみたのですが、あくまで一般的な話なので、逆にもどかしいというか、雲をつかむような内容も多く、スッキリしません。
結果的には、家づくりの先輩方のブログが一番参考になって、土地とか建物の主な法規制なんかも、ほとんどブログで覚えたようなものですが、もっと何か効率的に、しかも実情に即してわかる方法はないのか?と模索していました。

そんな中、住宅メーカーからマージンをもらって客を紹介してると、一部では悪名の高いスーモカウンターで、単なるカウンセリング的なことだけじゃなくて、セミナーもやってるということで、じゃあ行くだけ行ってみようかということで、参加してきました。
参加したのは、「ダンドリ、お金…初心者必見!土地探しから建てるまで講座」という、初心者向け講座です。

セミナーというからには、ちょっとしたセミナー室のようなところでやるのかと思いきや、普通の大きな机で、顔を突き合わせて、資料に添って進めていくという形式でした。
しかし、まずその資料の内容がかなりスカスカというか、初心者というより、中高生向けくらいな感じです。そして「ここまでで質問はありますか?」と聞いてくれるのですが、なにしろ講師役は家づくりなんかと無縁そうな若い女性で、ちょっと突っ込んだことを聞くと答えになってない答えだったりするので、気の毒になってあんまり質問もできませんでした。 

最終的には「家づくりを検討するには、まず住宅メーカーを決めないといけません」という結論に持っていって、あとは地場の設計事務所や大手メーカーも含めて、何社か紹介して、そこでアポイントまで取ってしまうという、強引商法でした。

まあ、無料でそんないろいろできないと思うし、そもそも都心部にあんな何か所もカウンターを開設して人を雇うだけの利益を出すのも、なかなか大変だろうとは思いますが、さすがに露骨に商売すぎてあぜんとしてしまいました。

それでも、結局はほかのモデルハウスも見てみたいと思ってたところだったので、紹介してもらったミサワホームと住友不動産へは行くことにしました。
 

このあたりから、実際に家を建てた人のブログを、あれこれ見るようになりました。

でもちょっと気になったのが、「もう少し幅を広げたかったのですが、〇〇センチ単位なので、できませんでした」とか「ユニット数の制限でできませんでした」というもの。
さらに「■■社のキッチンなら△△シリーズにしたかったのですが、それはできないと言われ、あきらめました」みたいな話。

それまで、注文住宅というのは、間取りとか内装とか、自分のしたいようにできるから「注文」だと思ってたのですが、どうも違うみたいなのです。
しかも、柱を取るとか、天井を上げるとか、強度とか法規制の問題でできないのなら仕方ないのですが、そうじゃない制限があるらしい、というのがわかってきました。
まして、キッチンなんて、これでないとつけられない設計です、なんてあるはずないのに(だって、その商品がなくなってからリフォームしようとしたら、どうするんでしょう?)、なんでそうなるの?と思いました。

そこでまたいろいろ読み漁ってるうちに、
  • メーカーや工法によっては、単位寸法が決まってることがある。
  • メーター単位で設計するか、尺単位で設計するかによっても、制限が出てくることがある。
  • 「商品」というものでパッケージ内容が決まっていて、キッチンやトイレ、バスなどは、そのパッケージの中でカラーなどを選ぶことしかできないメーカーもある。
ということがわかってきました。
注文住宅だけど、完全に全部注文できるわけじゃないんですね。 

最初に行った三井ホームの人が、「うちは完全注文住宅なので、どんなおうちでも作れますよ」と事例集を見せてくれたのは、そういう意味だったんだなーと、この時点で理解できました。

じゃあ、ほかに完全注文住宅が作れるのはどこなの?パッケージ商品の制限ってどのくらいなの?っていうのを調べないといけないんじゃないかということになってきました。
 

ぼくらの場合、一戸建てに求めるものが、土地か建物かというと、断然、建物です。

今までより広くて、自分たちの自由になる空間がほしい。それが一戸建てを建てようと思った動機なので、立地についてはある程度は妥協できる。
前回、見に行った土地は、立地も広さも求めたので、旗竿地だったりいまいちな雰囲気だったりしたのかも。じゃあ、もっと立地について思い切って妥協して、広さとか、建てやすそうな敷地形状とか、 そういうのを求めたらどんな感じだろう?ということで、地下鉄にも乗り入れてるのでそれなりに利便性も確保できる、私鉄B駅の周辺を見に行きました。
ここは、ネットの不動産情報サイトでも、常時そこそこの物件が出ているので、おそらくここで建てようと思えば、それなりの土地がわりとすぐ見つかるだろうという地域でした。 

駅前にはスーパー、コンビニ、病院や、大きな駐輪場があり、マンションやアパートも建ち並んでいますが、そこから道を一本入ると、すぐに一戸建ての住宅がほとんどという感じでした。
似たような家がいくつも並んでる建売りらしきものから、ちょっと古くて大きい家まで、いろいろあって、間にぽつりぽつりと売り時を待って駐車場になってる土地があったりします。
この前の住宅街と比べるとだいぶ明るくて、二人して、まあここに住むことになってもいいか、という感じはしました。

ただ、やはり少し郊外ということで、車社会なのか、便利そうな大型店などは幹線道路沿いにあちらこちらと点在してる感じで、まとまって用が足せるところがすぐ近くに、という感じではありませんでした。これは、車を持ってない(持つ予定もない)我が家的には、ちょっと難ありです。
また、実際に電車に乗って行ってみると、数字以上に延々乗ってやっと着く感じで、マンションと違ってダメだったから買い換えようと簡単にはいかない一戸建てとなると、一生をここで過ごそうと思えるかどうか、迷う感じでした。

とりあえず、この先地価が上がってどうしようもないということになったら、またここに来ることにしようということで、立地もあんまり大きくは妥協できないなという結論を得ました。
 
 

モデルハウス2件目は、住友林業でした。前回とはまた別の日に、Oが一人で行ってます。

ちょっと外出したあとで、中途半端な時間が余ったので、住宅展示場を検索してみたら、隣の駅から歩いて10分くらいのところ。これはちょうどいいと行きました。

郊外だったので、そこそこ大きな展示場で、10棟くらいは建ってたと思います。
平日の昼間ということで、そんなにお客さんも入っておらず、呼び込みの人だけが手持ち無沙汰に立ってました。
この日はもう、住友林業に行こうと決めてたので、配置図だけ見て直進。

例によって、ちょっと見るだけ…で入ったんですが、営業の人が、じゃあその前にと座り込んでニーズ調査のほうが先行でした。
まだ何もわからなくて、そもそもいくらくらいかかるのか、どれくらい手間がかかるのかというのを下調べしてる段階、という話をしたところ、ざっとそういうことについて話してくれました。特に坪単価について、「大手のメーカーだったら、たぶんどこでも坪単価は70万~100万くらい言ってくると思いますよ。そのなかに、諸経費とか入れてるかどうは、その場合次第ですが」ということで、どうしてそうなるのか、いろいろ積算して見せて教えてくれたのは、その後も参考になりました。

ということは、やっぱり坪単価50万くらいだと、何かしら費用を抑える工夫をした家ということになるので、もちろんそれで満足できる人もいるんでしょうが、40坪だと3,000万は必要という、当初見込みはだいたい正しそうです。

その後、いよいよモデルハウスの中を案内してもらったのですが、ここのモデルハウスは、家というよりはパビリオンという感じ。こんな家ないよっていう間取りで、いろんなテイストとか部屋の作りとか、あるいは構造とかを見れるようにしてるので、大きすぎてあんまり具体的な参考にはならない家でした。
営業の人のくせなのか、この地域の特徴なのか、けっこうヘーベルハウスとかダイワハウスなんかの、鉄骨系メーカーとの競争が激しいようで、説明もどうしても鉄骨との比較が中心でした。

そして、うわさに聞いてた、具体的な検討に入るためには5万円必要ですよの説明もありました。土地探しからお手伝いしますが、そのためには5万円を内金で入れてください、というやつです。
これ、確かにすごくまじめに検討してるお客をつかむにはいい方法だと思いますが、逆に入り口の比較段階で、逃がしてる数も多いんじゃないでしょうかね?5万円で確実にお客がつかめて、しかも住友林業がいいというお客なので話もスムーズそうで、効果はあるんでしょうが。

そんな感じで、けっこう資料もいろいろもらえて、帰ってきました。
その後も、何度かメールをもらったりして、けっこう頼りになりそうな営業さんではあったのですが、どうしても住友林業でないといけないというポイントが見つからなかったのと、三井ホームで見た全館空調がやっぱり気になってたので、ここは見送りとなって、結局お断りのメールをしてしまいました。
 


このページのトップヘ